行くか、行かないか。迷ったら行く。
この言葉は、私が尊敬する農業・小売店を経営している方から教えていただいたものです。
彼は地元で「太陽のような存在」として慕われていて、話も非常に面白く、さらに、人脈の広さは県内外にまで及びます。誰もが憧れる魅力的な方です。
そんな彼から受け取ったたくさんの教えの中で、特に印象に残っているのがこの一言でした。

行くか、行かないか。来るか、来ないか。それで人の行動力は分かる
その方は、こうも話していました。

誘われたときにフットワーク軽く動ける人には、自然とチャンスやご縁が巡ってくる。逆に何かと理由をつけて断る人には、なかなかその機会が巡らない。
私は、3回誘っても来ない人には、それ以上声をかけないことにしている。
”今日はダメなんです。また誘ってください…”、”今日は時間ないんです”、”また時間が合えば…”などで断る人は、次に誘ったときに来てくれれば良いけど、実際、人との繋がりを持とうと思えばタイミングだよ。
この話を聞いて、私は深く感銘を受けました。
以来、私はこれらの言葉を行動の軸として大切にしています。
この言葉が変えた私の実体験
「迷ったら行く」を心に置いて、私はできる限り多くの集まりやイベントに顔を出すようにしました。
💡例えば、

今度、A社のBさんと飲むけど来ない?

おもしろそうだね、行くよ!
と、シンプルに参加することを選ぶようになったのです。
普段の仕事だけでは出会えなかった業界の人、年齢の違う方、価値観の違う方…
本当に多くの素敵なご縁に恵まれました。
元々は口下手で、人前で話すのも緊張してしまうタイプでしたが、出会いが増えることで「自分を話す場面」が自然と増え、自己紹介も苦手ではなくなりました。
今では、趣味仲間とアウトドアに出かけたり、プライベートの交流も豊かになりました。
人と接することが苦手な方へ
- 人と話すのが苦手…
- 初対面が怖い…
- 出かけるのが面倒で…
その気持ち、よくわかります。私自身がそうでした。
ですが、「迷ったら行く」という行動を意識し始めてから、世界が少しずつ広がり始めたのです。
ここからは、実際に私が感じた“行く”を選ぶ理由とその効果について、分かりやすくお伝えします。

“行く”を選ぶことで得られる4つの変化
① 新しい出会いが生まれる
友人の「知り合いの集まりで、○○の人と飲むけど来る?」という誘い。
以前は断っていたのですが、思い切って行ってみると…
そこには、業界も年齢も違うたくさんの方々との出会いがありました。
そこから仕事の相談や新たな趣味の発見など、人生が豊かになるきっかけが生まれました。

② 少しずつ自信がついてくる
最初はうまく話せず、何を言っていいか分からないこともありました。
でも、何度か参加するうちに、
- 自分から挨拶してみる
- 相手の話をよく聞いてみる
といった小さな行動ができるようになり、次第に話すことが楽しいと思えるように。
「変なことを言わないように」ではなく、「どんな話ができるかな?」と前向きに考えられるようになりました。

③ チャンスが自然と巡ってくる
イベントで出会った方に誘われてプロジェクトに参加したこともありましたし、アウトドア活動のきっかけももらいました。
「人に会う → 話す → ご縁がつながる」
まさにこのサイクルを実感しました。

④ 日常が少し楽しくなる
いつもと違う場所に行く 新しい人に会う
たったそれだけでも、普段の生活に小さな刺激が生まれます。
- 今日はこんな人と話せたな
- 知らなかった話が聞けて楽しかった
日々がちょっとだけワクワクするようになっていきます。

最初の一歩は小さくてOK!おすすめのアクション例
- 少人数の集まりにだけ参加してみる
- 地元の小さなイベントを覗いてみる
- オンラインの講座や交流会をのぞいてみる
- まずは「こんにちは」と一言だけでも話してみる
- 聞き役に徹して「うんうん」「へぇ〜」と相槌を打ってみる
無理に盛り上げたり、話題を振らなくてOKです。
大事なのは「少しだけ行ってみようかな」という気持ちを持つこと。
まとめ:チャンスは“行く”からしか始まらない
決断が早い人に共通するのは、「迷ったら行動する」という姿勢です。
私自身、このシンプルな言葉を大切にしてきたことで、人生の幅が確実に広がりました。
もしあなたが、
- 人と話すのが苦手
- 新しい場所に行くのが不安
だとしても、まずは小さな一歩から始めてみてください。
迷ったら行く
それが、あなたの世界を広げてくれるきっかけの一歩になるかもしれません。

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